介護は頑張りすぎないで!私の介護経験で実感

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アラフォーで田舎暮らしの、田井安奈です。

介護問題について

悲しい介護問題が後を絶ちませんね。介護を必要とする親が施設に入所するためには、申し込みの段階で100人待ちなんてざらです。結局、就職していた子供が早期退職したとか、老老介護の問題、そして介護疲れで最悪の結果になるなど状況は様々です。

最近起こった事件では、埼玉県で認知症の妻を介護していた男性が、介護疲れで奥さんを殺害し、無理心中を図ったが一命を取り留め逮捕されました。その後男性は食事をとらず病院で死亡しました。最近は特にこのような事件が増えてきたと思います。介護は本人の体力も気力も限界になると、思考力も低下していき正しい判断ができず、楽になりたいという気持ちが強くなるんでしょう。愚痴をこぼせる相手がいればいいのですが、近所付き合いも希薄だと難しいですね。介護期間が長ければ、なおさら追い詰められてしまいます。不眠症やうつ病の発症も多いようです。

私も父親の介護期間中、常に頭の中にあったのは、

いつまで続くの?

旦那や親戚にバレると怒られてしまいますが、これが本音でした。

 

私の介護経験

私が子育ての真っただ中で脳梗塞で倒れた義理の父は、歩行困難な状況から病気で入退院を数回繰り返しました。最後に大きな脳梗塞を発症してからは、寝たきりの状態で最後を迎えることに。介護期間は3年程だったと記憶しています。トレイの介助から食事介助、最後はオムツの取り替えなど、ひと通りの経験をしました。

家での介護は24時間です。夜だって父の部屋の電気がついていれば、ベットから落ちているんじゃないか?と気になり、見に行くことが数知れずありました。そのため不眠症気味なりイライラしてしまい、家族に八つ当たりすることも。

介護期間は孤独でした

いざ介護が始まると、最初は親戚の目もあるので、ひたすら頑張る私でしたが、子供の学校行事に参加しずらい状況になりました。子供の成長を見守るのは、今しかないのに・・・。と思いながらも頑張り続けることに。出かけるにも制限があり、長時間の外出はNG。

いつの間にか、「どうして?私がこうなるの」「どこまで犠牲にすればいいの?」「いつまで続くの?」こんなことを思うようになり、とても惨めな気持ちになっていたのです。

そして、他人から

「安奈さん、よく頑張っているね」

と声をかけてもらった時は、涙があふれてきました。その時の気持ちは「私のことをわかってくれている人がいる」

旦那からも感謝はされていたけど、きっと疲れ切っていたのだと思います。

 

いろいろなサービスを利用

そんな私を察した旦那はお互いに今後について話して、行政のサービスをどんどん利用するようにしていきました。できるだけ無理をしないように考える方向に。

例えば、介護認定で利用できるものをケアマネージャーさんに相談して、できるだけ家から出てもらうようにしました。

デイサービスの利用やショートステイなど、ヘルパーさんには週に半分も来てもらうことで、私の負担も大幅に解消されました。どうしても外出する用事があるときは、親戚のおばちゃんにもヘルプを発信しました。

要支援の場合

デイサービスの利用で入浴やリハビリなどをしてもらえます。

デイサービスへ行っている数時間は、私も自由なので買い物などで気分転換ができました。 また、家の中で転ばないように手すりも付けてもらったので、本人も移動が楽になり行動範囲も広がりました。

要介護1~5の場合

段階にもよりますが、歩行器や入浴に便利な福祉用具レンタルできるので、本人や家族の負担が軽減されますよ。我が家もベッドや歩行器を購入すると高額だし、本人の状態も変化していくのでレンタルすることにしました。

さらに週に3回デイサービスを利用してヘルパーさんも週に2回程来てもらい、1週間のうち5日間は何らかのサービスを利用していました。介護制度ってありがたいな・・・と感謝。

注意したいのは、介護制度が変わる頻度が多い事なんです。私の知り合いのケアマネージャーさんも、たびたび勉強会へ参加しているようです。介護制度は複雑で、難しい言葉を並べられてもピンとこないですね。市町村の相談窓口を利用して、解決の方向に向かっていきましょう。

今思い出してみると、介護サービスがなかったら?

私も病気になっていた可能性もあるし、想像するだけでゾッとします。

 

最後は旦那も引っ張り出す

介護期間が長くなり、父も我がままになるとオムツ替えも大変で、思い通りにさせてくれないようになりました。そこで、就寝前のオムツ替えは旦那を引っ張ていくことに。ふたりでオムツを替えをすることで、スムーズに短時間でできるようになりました。どれくらいの期間だったかは覚えていません。

 

最後に

介護は経験した人にしか解らない苦労がたくさんあります。いくら口で説明しても実際に経験しないと分からないものだと思います。私がそうだったように、たった今、知り合いの人が介護をしていたら、「頑張ってるね・・・」と、一声かけてあげれば相手は救われます。

期限が決まっていない介護は最初から頑張りすぎず、相談できる場所もあるので頼ってみてくださいね。

私の介護経験も周りからみれば十分ではなかったかもしれません。

しかし、義理の父が亡くなる数ヶ月前に、

「安奈さんが、この家に居なかったら大変だ、ありがとう」

と、精一杯の感謝の言葉が。

あぁ~ちゃんと分かってくれていたんだ・・・と、少し心が軽くなった瞬間でした。介護はみんなが一度は何らかの形で経験すること、早いか遅いかの違いです。できるだけ明るい介護を目指して頑張りましょう。

田井安奈

著者:田井安奈

アラフォー主婦で田舎暮らしの田井安奈です。 美肌は日頃の積み重ねに気づき美容に関すること・日々の生活のこと・テレビの感想などを書いていきます。

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